【うさぎの健康】初めての体調不良で夜間診療に行ったお話・その1
ピーターは飼い主が不在のときは、毎日ケージ内でお留守番をしています。
飼い主が帰ってくるとドアを開け、夜のペレットの時間となります。
ケージのドアを開けると勢いよく飛び出してくるピーターですが、その日はじーっと動きませんでした。
いつもと違い、じっと動かず体が震えている?
いつもなら、奪うようにペレットのお皿に飛びつくのに、その日は口元に持っていっても食べません。
大好きなパイナップルなら飛びかかってくるかな・・・と思ったのに、反応なし。
これは明らかにおかしい反応です。
鼻をスンスンすると、体もスンスン揺れているのは普段通りのことですが、
この日はなんだか震えかたが小刻み。
鼻スンスンのリズムもいつもと違うような・・・
とりあえず、捕まえて、お耳を触ってみたところ・・・ビックリ!!
とっても冷たくなっていました!!!
両耳がとても冷たくなっていました
うさぎは耳で体温を調節します。
暑いときは耳から熱を放熱します。
それが今は異様に冷たくなっていて・・・さすがにこれはおかしいと気付きました。
小刻みに震えていたので、やはり寒いのかな?と思いもこもこ毛布で体を包みました。
ふだんならかぶせたらすぐに振り払うのに、大人しいまま。
ミニミニのニット帽をかぶせてあげました。
やはり振り払う元気はないようでじーっとしています・・・心配です。
まずは人間の手で耳を温めました
人間の手指でお耳を温めました。
優しくマッサージして、5分10分たつと、だんだんとほんのり暖かくなってきました。
でもまだ何も食べようとしません。
好きそうなものをそばに持っていきましたが、食べる気配がなく、うっ滞なのかな・・・と思い、お腹を触って確認しました。
でもさほど固くはないような。
お腹のマッサージは危険と聞いたことがあるので、背中を優しくさすってあげました。
先ほどよりはお耳もほんのりあったかくなっているような・・・
朝慌てるよりは、今なら時間があるので・・・救急に行ってみることに
初めての体調不良。
お腹の触診も、素人の判断ですからやはり朝まで悩むより救急に行ってみようということになりました。
約45分から1時間以内で行けそうな距離で「夜間診療」ができ、かつ「うさぎの診察室」があるこの病院に行きました。
夜間診療は21時以降になると8500円の料金がかかるとのこと。
でも、明日も飼い主たちは仕事だし、朝になってまた慌てるよりはと思い、この日はピーターを連れて診察に行きました。
ワンちゃんたちがきていましたが、広々とした待合室の一角には「ネコ、うさぎ専用コーナー」もあり、うさぎさんもちゃんと受入があることが伺えました。
・・・【うさぎの健康】初めての体調不良で夜間診療に行ったお話・その2につづく。