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男の子(♂オス)の去勢手術は必要なのか?はその子の性格や環境による

ピーターは男の子(♂オス)だったので、去勢手術が必要かどうかについてはいろんな意見を聞いて判断しました。結論としては「しない」ということで今に至っておりますが・・・

 

女の子(♀メス)は子宮の疾患に罹患する確率が高い!

 

動物病院には3か所にかかったことがあり、そのうち2か所で獣医師の先生に意見を伺いました。

共通しているのは「女の子なら避妊手術はしたほうがいい」という意見でした。

5歳以上のメスのウサギの約60%が子宮疾患になると言われています。

子宮内膜増殖症や腺癌が多いそうですが、子宮蓄膿症や子宮水腫・・・様々な病態があるそうです・・・子宮腺癌では、対応が遅れると肺や肝臓へ転移し、亡くなってしまうのだそうです。

しかし男の子(♂オス)についてはメスほど生殖器疾患が少なく、また万が一腫瘍ができたとしても、メスよりは手術がしやすいとのこと。

ですが、中には「去勢手術をしてあげたほうたいい」というケースもあるようです。

 

去勢手術をするメリット

 

オスの問題行動を軽減し、うさぎのストレスも軽減できるケースについては、去勢手術をしたほうがいい場合があるとのこと。

尿スプレー等の問題行動がある場合

尿スプレーを行わなくなる可能性がある。

攻撃性がある場合

性格がおとなしくなる可能性がある。

ストレスがかかっている場合

上記の尿スプレーや攻撃性などの問題行動が多い場合、うさぎ自身もストレスとなっている場合、軽減できる。

また、多頭飼いで、特にメスと同居しているような場合は性的なストレスがかかるため、手術したほうがいいとのこと。

精巣腫瘍等のリスクを防ぐ

メスの子宮疾患ほどの高リスクはないが、最初にその元を取ってしまえば病気を防げる。

 

去勢が必要な場合かそうでない場合はその子の環境と性格による・・・

 

オスは環境や個体の性格により、性ホルモンの影響が強く出る場合とそうでもない場合があるようです。

私が意見を聞いた獣医師の先生方は、上記のような問題行動に困っていたり、ストレスがありそうな場合は検討してもいいとおっしゃっていました。

しかし、特に問題がないようなら無理してお勧めしない、とのこと。

麻酔をして手術するリスクと、後に精巣腫瘍ができて手術する可能性のどちらを判断するか・・・という問題になるそうです。

うちは上記のようなアドバイスのもと「手術は必要ない」と判断しました。

手術に悩んでいる飼い主さんは、その子の環境や性格によって違う判断になることもあるかと思います。よく検討して獣医師に相談してみてください!