【うさんぽ】心配なので念の為調べました~「ヒアリの見分け方」について
うさんぽシーズンですが、春先に歩かせた草むら近くもなんとなく今秋は歩かせづらいところです。。というのは、私たちが住む地域はヒアリが確認された某埠頭に近いから、なんとなく警戒してしまいます。
だったらうさんぽは行かなければいいんじゃないの?というお声も聞こえそうですが、やはりそれでも我が家では、ピーターには飼い主の楽しみにも付き合って欲しいのですよ・・・。
まあ、ワンちゃんたちも元気にお散歩していますから、心配し過ぎるのは宜しくないとは思いますが、我が家のうさぎは何分体重800グラム程のチビうさぎです・・・人間も刺されると危険というアリンコさんですので、公園の地面にアリンコさんがあるいていると「ドキッ」としてしまいます。
そもそもの知識として、ヒアリは本当に危険なのか?見た目はどのようなアリなのか?という基本的なところを調べてみました。
ヒアリ情報
まずは、ツイッターで話題になっていたヒアリの図解です。
わかりやすく書いてありますが、だいぶ厄介なアリさんであることは確かなようです。。。
話題沸騰中の危険アリ「ヒアリ」の図解です。危険度や生態に関する様々な情報が錯綜しているようですが、ひとまず信頼のおけそうな情報源を参照しつつ(あまり役立たない情報も含めて)図解として簡潔にまとめました。むやみに近所のアリを殺さない方が良い、という点のみ抑えてもらえればと思います。 pic.twitter.com/D0t2bsmqMU
— ぬまがさ (@numagasa) 2017年7月8日
ヒアリの生態について
日本へは、貨物等にまぎれて持ち込まれ、現在、環太平洋諸国に急速に分布が広がっているというヒアリですがそもそもの原産地は南米で、本来は亜熱帯~暖温帯に生息しています。
きわめて攻撃的で小型哺乳類にも集団で攻撃し捕食することもあるそうです・・・。
人が刺された場合は、アルカロイド系の強い毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましん、激しい動機等の症状が引き起こされます。アレルギー性ショックでこん睡状態に陥ることもあると言われています。
ただし、この最悪の状態はかなり確率が低いとのことで、怖いうわさだけがが先に広まってしまっているようです。死亡例はあることはありますが、かなりの低い確率(一説には0.0007%とか?)のようです。
ほとんどが医療機関で適切な処置を受ければほぼ大丈夫!とのことなので、ハチに刺されるような感覚なのかな?・・・と思いました。
ヒアリの見分け方(暫定版)
環境庁のホームページ「ヒアリの見分け方」によると最終判断としては「専門家が顕微鏡を使って観察しなければ判断できない」と書いてありました。
但し、ヒアリの疑いの有無は、下記の要領で「おおよそ」わかるということです。
肉眼で見た場合
ヒアリ
- 赤っぽくつやつやしている。
- 働きアリの大きさが2.5mm~6.5mmと連続的な変異がある。
- 行列を作り餌に集まる。
- 巣は直径25~60cm、高さ15~50cmのドーム型である。
ヒアリでないもの
- 色が黒い。(但し、海外には黒いヒアリもいる。)
- 2.5mm以下の小さいアリ。
- 赤っぽいありでも大きさに連続的変異のないもの。
- 国内にはヒアリのアリ塚のような巣を作るありはほとんどいません。
顕微鏡で見た場合(一般人は見ることはありませんがw)
- 頭循前縁中央に小突起がある。(=口元にでっぱりがある、ということ。良く似ている「アカカミアリ」にはこのでっぱりがないようです。)
- 触角は10節で先端の2つが大きい。
- 腹柄が2節である。(背中に2つのこぶがある。)
要するに、現在日本に入り込んできているヒアリは「赤っぽい」ということと「大きさに特徴がある」、「アリ塚を作る」というところが見分ける判断材料になりそうです。
環境庁資料はこちら。
まとめ
自分の手で情報を集めてみると、結論としては「噂ほどは怖くない」ということがわかりました。
「ヒアリ100人死亡説」などの噂が出回っていても実は正確な根拠が無かったりします。また、言われている死亡率もかなり低い(100万人に1人レベル)ということがわかりました。
人間が刺される分には適切な処置をすれば治るもの、と考えてよさそうです。
ただ、「うさぎ」にとってはどうかと言われると不明な点はまだまだありますので、しばらくは「なるべくアリがいない場所でうさんぽ」ということに限るのかな・・・と思いました。個人的には「マダニ」の方も心配なので今度調べてみます。