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うさぎのパーツ観察〜目、鼻、耳の機能とうさぎの気持ち

うさぎは基本「無表情」・・・に見えますが

うさぎの写真を見ても、表情がある、ということはあまりわからないかもしれません。
でも一緒に暮らしていると、その微妙なしぐさから「楽しそう」「退屈そう」「怒っている」・・・などの、いろいろな雰囲気を感じられるようになってくる気がします。
全身の動きだけじゃなくうさぎの体のパーツごとにもその表情はあり、「うさぎの気持ち」が伝わるようです。

いつも、この顔・・・だけど

目の表情

「大きく見開いている」と警戒していたり、驚いていたりします。
「目力が強い」と怒っているのかも・・・ということもあります。
少しとろんと薄く目を開いていると「気持ちいい」という状態だったり、トロンとまぶたが盛っている時は眠い・・またはリラックス。
実は目を開けているけれど「寝ている!!」なんていうこともありますよね。

ちなみに・・・うさぎの目は顔の横についていて、その視野は約300度?ほどあると言われています。
自然界では被捕食動物ですから、「敵から身を守るため」に必要な視野なんですね。

鼻の表情

うさぎは目を開けて寝ますけれど、「鼻の動き」でただじっとしているのか?寝ているのか?を見分けます。
寝ているときは鼻が動きません。
うさぎは鼻呼吸です。常にヒクヒク動いています。実はうさぎは目があまり良くないので、鼻(嗅覚)によっても周囲を察知していると言われています。ですので、ヒクヒクが高速になっているときは「警戒」のサインのようです。
また、暑いときも高速になります。。あまりにヒクヒクするときは

・危険な状況はないか?
・うさぎの体が暑くないか?
などについて注意してあげてください。

ちなみに、「顔を突き出してヒクヒクする」という場合、飼い主に「何かしてほしいのかなぁ」と思います。
とりあえず私はおやつをあげてみたり、ちょっとかまってあげたりしています。

何かを狙ってる?

耳の表情

耳もまた「目」が良くないうさぎが周囲の状況を察知するために、鼻とともに重要な器官の一つとなります。
うさぎは「目」だけじゃなく「鼻」「耳」もフルに使って周囲の状況を見ているようです。

例えば。
遠くから聞こえる物音に対しては、左右の耳がまず反応しそのあとに、キョロキョロと「うたっち※」をして目で確認・・・
(※うたっちとは、うさぎが後ろ足だけで立ち上がってキョロキョロする様子のことです^^)
左右の耳が、別の方向をキョロキョロと向いて、いろいろな方向の音を聞き分けて危険を察知しているようです。

また、ぺたんと寝ていて前から耳が見えなくなることがあります。

そういう場合はうちのうさぎについては2パターンあって、

  1. リラックスしている
  2. テンションが下がっている

のどちらかのようです。

だっこされると嫌そうな顔で耳をペタンと寝かせるので、その場合は2.番の状況かな、と思います。

無表情??

まとめ

うさぎは視力が良くないため、それを補う役割として、人間よりも鼻(嗅覚)と耳(聴覚)が優れているようです。

また、敏感なそれらの3つのパーツは、よーくみるといろんな動きをします。

うさぎのボディーランゲージとも合わせて観察していると、うさぎの繊細な気持ちが伝わってくるようになるのではないかと思います。