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ピーターラビットの世界展に行ってきました〜ピーターラビットの物語の秘密

ビアトリクス・ポター生誕150年

  ピーターラビットの生みの親「ビアトリクス・ポター」は1866年ロンドンで生まれました。生誕150年は去年のことだったのですね。 去年は私の生活のなかにはうさぎの「う」の字もなかったので、このようなことも全くわかりませんでした・・・。 オープニングイベントにはゆうこりんが来ていたそうですよ。ゆうこりんのブログはこちら↓ 小倉優子『☆ピーターラビット展☆』 「ピーターは呼ばれなかったね。」「おかしいなぁ。」(おかしくないよ。)

ピーターラビットのお話について

うさぎといったら「ピーター」ですけれど、実は飼い主、そんなにこのお話のことを知っているわけではありませんでした。 それにしても、ピーターのお父さんはマクレガーさんの畑でいたずらをしたから「パイにされた」ということを聞いたときは、衝撃でしたねー。 だって、ポスターも家系図も、お父さんは「パイ」で紹介されていますから。

ピーターのおとうさんは「パイ」です;;

この設定は自然界の現実を伝えたいというビアトリクスさんのこだわりだったそうですね。

原作はもっと残酷だったようです

今の絵本には冒頭でお母さんが子供たちに注意をする際に「お父さんがマクレガーさんの畑で事故にあった・・・」ということしか触れられていません。 原作では、人間たちがお父さんで作った「パイ」を食すシーンもあったそうなのです。子供たちが怖がる、残酷・・・ということでそのシーンは今は省かれています。

お父さんは「パイ」です・・・

また、その他にも、人間たちの足元に骨が転がっている描写や、「皮を剥いで、頭をちょん切る・・・」などののセリフもあったそうなんです。 「食べられ」エピソードは、ところどころに出てくる、けっこうブラックなお話でもあることで有名なのですね。 ちなみに「うさぎパイ」は英国の伝統料理なのだとか・・・今も?かどうかは不明。

ピーターラビットの不思議な魅力

かわいいかわいい物語ですが、そういったリアルな描写がある点も、なんとなく子供の心に深く刻まれるものとなったのかなと感じます。こういった記憶は大人になってからも印象に残るものですよね。 そういえば、「グリム童話」なども実際には残酷な描写が多かったということは知られています。

「ピーターラビットの世界展」は7月31日まで

展示の外では、カフェとショップがありました。こちらは入場無料です。グッズもたくさん置いてあって・・・悩みまくって買ってきたものたちはまた記事にします。 新宿高島屋で行われている「ピーターラビットの世界展」は、2017年7月31日までとのことです。 ピーターラビット™日本公式サイト